アーティスト支援-和泉好紀の独り言 【★事務所やレーベルはファンやライブの集客を増やす企業ではない】-
★事務所やレーベルはファンやライブの集客を増やす企業ではない |
多くの事務所やレーベルの方とのお話の中で、事務所やレーベルは ファンを増やす、ライブでの集客をしてくれる企業だと勘違いして いる意見をお聞きします。 基本はメジャーの事務所やレコード会社も含め、世の中に広告宣伝 をすればユーザーがCDやライブのチケットを購入してくれるような アーティストを発掘しデビューさせる事です。 インディーズの事務所やレーベルは莫大な広告費用は使えないです、 なので発掘や支援できるアーティストは今100人のファンが居たら これを150人にする、200人居たら300人にするためにはどう するか?をアーティストと一緒になって目標に向け活動する事です、 例を上げると今100人居るのなら100人のワンマンが可能です、 2500円のチケットでワンマンしたならホール代を引くと15万 程度の利益が出来ます、この予算を150人にするためにはどうする のかを考えるのが一例です。 このように今ファンが一桁しか居ないアーティストさんは今後展開 する上での予算取りのメドが立てられない、先行投資しても回収でき ないリスクが生じるので、事務所やレーベルの支援を仰ぐにはファン の数を増やしておかないと何も出来ないのが現状です。 当社も事務所やレーベルに紹介する時も最低250人程度のワンマン を見せるプレゼンをする、これがスタートラインとなります。 |