音楽アドバイス集🎵
42年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
281-音楽活動でCD作るなら、最低でも300枚プレスして売りましょう?何故か。
CDを自由に作れて販売もできる時代になりました、あるアーティストさんはライブで売れる枚数を予測して前日等にCDRで焼いて持参し販売するケースが多いのですが、趣味で活動されているアーティストさんはそれでもいいかと思います。
しかし、メジャーやインディーズを目指す、貪欲でもプロを目指している方は細かい点でもアーティストの実績の評価もされてしまいます。
なので、CDを販売するならしっかりプレスもして商品のパッケージを作り、最低ロット300枚を作り、この300枚を何ヶ月で売り切る!と目標を付けて活動する事をおすすめしたいです。
282-フライヤーの写真は、笑顔の写真の方がいいかも?
これは個人的な意見になります、アー写やアーティストのカラーにもよりますので一概に言えませんが、フライヤーやポスターに使う写真は笑顔の写真の方が一般的な第一印象で
いいようです、ただしかっこいい写真等を掲載する場合は別になりますが。
283-★次のライブのお知らせは、こんな事します!で告知をしましょう。
ライブでファンやお客様に次のライブのお知らせの時は、次のライブでは例えばこんな新曲やります、こんな企画をやります等できるだけ詳しい告知された方がいいと思います、
もし来月ライブなら、今毎月ファンやお客様にライブに来て頂けるのが難しい時代でもあります、アーティストさんも誘いや告知もたいへんなら、誘われた方も考えてしまいます、できるだけ今回のライブと内容が違うんだ!という誘い文句や内容が必要になります、できるだけ来月のライブも来て頂けるような内容を考え、そして告知することも大切と思います。
284-”レーベルを探している”というアーティストの勘違い
最近いろんなレーベルの方からも同じ意見を良く聞く事があります。
レーベルを探しています、と言う事で音源やプロフィールを送って来て頂ける方も居ますが、大半のアーティストの方はレーベルとしても支援が現時点では難しい方が多いです。
レーベルと言っても、店舗流通を中心としたレーベル、店舗流通はしないがCD制作で手
売り中心のレーベル等、しかし共通しているのはCDを作った時に、現時点で一定枚数を
購入してくれるファンが居るのかどうかです。
アマチュアのアーティストの皆さんの勘違いされている方が多いのですが、今メジャーレコード会社もインディーズも、そしてレーベルもボランティアで支援する訳ではないのです、CDを作るだけでもいろんな事務所、企業が仕事でかかわり、企業なので当然利益が出ないと、出さないといけないのが資本主義社会なのです。
中には、アーティストさんがCD制作費の費用を全額負担し店舗流通支援の仕組みもあります、しかしそれでも原価に対して利益も発生しているのです。
このように音楽ビジネスの構造、世の中の仕事、企業の仕組みも理解しなければいけない
と感じます、例えCDを作り、事務所に所属できても、CDが売れない、仕事が無ければ
給料も出せないのです。
”レーベルを探しています”という方、皆さんで全額費用負担するなら支援してくれる所もあるでしょう?しかし基本は何らかの形でCD制作費用を先行投資するのが普通、CD制作費を先行投資されたなら、皆さんはレーベルと一緒になりCDを販売しなければいけません。
しかし、CD制作したけど赤字ではいけないのです、そこで最低限原価に対しての安全な
ラインは目安を取りたいのがレコード会社、レーベルの基本的な考えです。
なのでレーベルを探しています!という方下記の4点は達成して堂々と支援してほしいと
言えるようになりましょう、レーベルやレコード会社は皆さんが決めるのではないのです。
1、アーティストとしての演奏力やボーカルの力は付けておきましょう。
2、楽曲も売れる楽曲、やはりシングルぽい曲はあった方がいいです。
3、ファンの数を増やせるだけ増やす=CDを買ってくれる方が多いので印象がいい。
4、CD店舗やメディアにプレゼン時は活動実績が大切、目に見える物としては
ライブでのワンマンの実績は付けましょう、例え100人の実績でも。
285-音楽業界を目指すスタッフの方は雑談もできる方が音楽業界では望まれる。
少し、アーティスト側のお話を進めてきましたが、ここで皆さんを支える裏方のスタッフの事についてお話させて頂きます。
音楽業界や放送芸能業界で働きたい、スタッフをしたい、またアーティストさんのスタッフをしてみたい等たくさんの方が希望されている方が多いようです。
当方も某音楽スクールで年数回そういった方とお話する機会が多いのですが、当方もそうですが、業界が望んでいるのは雑談もできるスタッフが多いのではないでしょうか?
もちろん責任感も必要ですし、真面目さも必要です、しかし大きな面では芸能界です、なので仕事の話も大切ですが、コミニケーションも最も大切な業界です、なので多少の雑談もできる方がいいと思います。
将来や今この業界に進もうとされている皆さん、勉強も知識の習得も大切ですが、日頃から雑談できるようにもなりましょう。
私もですが、業界人はお話する事が好きな人間が多いです。
286-ライブでは場の空気をつかんでMCを考えられるように。
当方のライブ参加の皆様にはよくお話をしていますが、ライブでMCも曲のひとつと認識してしっかりネタも仕込んでリハーサルもしてほしいとアドバイスしています。
ステージに上がればなんとかなるだろう?と言う形で上がると大半の方が失敗しています、ネタも仕込んでリハーサルも大切ですが、もうひとつ場の空気を読んでどう立ち回ればいいかも工夫しましょう。
もしかしたら思ったより客席にお客様が居ないかもしれないし、反対に予想以上の満杯のケース、客席のお客様が引いてしまっている状態等、また演奏側がギターやべースの弦を
切ってしまい張替えするハプニングにも起こらないとは限りません。
そんな時はMCでつなぐ必要があります、なので場の空気を読んでどうMCをするか?も曲を
演奏、歌う事のように重要に考えてみてください。
287-★音楽も今はいろんな意味で選ぶ時代、選ばれる時代になった。
2000年に入り、音楽業界や放送業界、また一般ユーザーも音楽に限らず、ユーザーはいろんな情報の中から選ぶ時代となり、提供する側は選ばれる時代と変化しました。
物があふれる時代、音楽も多種多様な音楽も氾濫し、またTVやラジオ、雑誌も時代の変化によりあふれるように増えています。
なので、音楽も各ユーザーが好みにあった音楽やアーティストを選ぶ時代となりました、100人居れば100通りの方が居るように、音楽の趣向も100通りあると思います。
益々ユーザーに選ばれるのが難しくなった今、もっと広範囲に存在感を示す必要があると思います、幸いにしてインターネットが時代の発達で進んでいます、個人個人に到達できるいい広告宣伝と思いますので大いに利用するべきと思います。
また、当方を含めての音楽業界、放送業界、雑誌業界等々はユーザーや、皆様のようなアーティストの皆様に選ばれる時代となっております。
10年、20年前とは違う時代で選ぶ側、選ばれる側が進んで行くと思います。
288-★CDやライブは、買う見に行くまでの時間に感動が生まれる。
最近音楽業界では、以前より新曲の発表からCDが発売されるまで、音楽配信をうまく利用し試聴させてCDを購入させる方法も出てます。
これは、試聴させてこのCDを今か今かとテンション上げたり、人から人に携帯という自然に一人歩きもしてしまうコミニケーションツールを利用して広告宣伝ができるメリットも
あります。
ある程度広まった段階で、たぶん携帯ダウンロードで満足する方もいると思いますが、CDの発売日に何枚出荷が可能なんか業界側は把握できたり、現在ダウンロードが○○○回と
いう歌い文句で更に情報流すと、一気に購入士気が上がるかもしれない計算がなされています。
なので、新曲発表から、その新曲のあらゆる情報がめぐり回り、自然にユーザーはテンションも上がったり、CDが発売されるのを楽しみに待つのです。
ライブも同じ事が言えると思います。
なので、アマチュアで活動されている方も、今音楽配信も可能となりました、これをうまく使う方法もあると思います。
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