音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
153-★あなたのファンやライブに足を運んでくれる方の誕生日を知りましょう。
ライブの時のアンケートにはその方の誕生日は何時なのか?書いて頂きましょう、
また、今の固定ファンの方の誕生日を聞いてデーター化してみましょう。
何故か?
誕生日に何もプレゼントまでしなくてもいいのです。
たった一言、誕生日おめでとう!とバンドから。でいいのです。
皆さんも全く予期しない方から誕生日のお祝いを頂くとうれしいですね?
特に女性ファンが多い方は必見です、こんなファンに対しての配慮をする事で
ファンはアーティストを大切にし、またファンが増えるキッカケともなると
思います。
お試しください。
154-★どんなにいい場所にブッキング出来てもプラスにならない場合もある
昨日某ライブハウスで店長やブッキング担当の方との雑談でこんな話しが出ました。
”いい場所多数の来場者の居るバンドさんの近くに組んでほしいと”理由は自分自身
のバンドのファンが居ないので希望しているとか。
しかし、日頃ファンが居ないバンドさんがどんなにいいバンドのブッキングに組んでも
そのバンドのファンは付かないという意見。
この話しを聞きアーティストにとっては頭の痛い話しですが現実と思います、日頃
50人やワンマンでも100人以上集客のある方はそれなりに魅力があるのでファンが
付くのです。
日頃は集客はあって、今回はプロモーションで参加したい!と思うアーティスト意外は
プラスにはならないケースが殆どです。
もっと日頃のライブでファンを増やす、ライブで集客を増やす努力をしてみましょう、
今呼べるアーティストは表には出ないたいへな努力を日頃からしている現実を知らない
方が多いです。
ポイントはファンやライブに来てくれる方を大切にする事と、日頃からどうコミニケーションを取るかです、そうする事でファンやライブにいつも足を運んでくれる方は1人、2人友人を紹介してくれるのです。
155-バンドもサッカーと同じ各個人の力量がないといけない。
昨夜ワールドカップの決勝T惜しくも日本は負けました、今朝のTVで決勝Tを勝ち抜くためにはチームワークも大切、しかし各個人の技量のレベルアップしないと今後決勝Tの強豪国相手に勝ち進めないと話していました。
アマチュアバンドの世界もそうです、メジャーやインディーズを目指す方、音楽はアンサンブルでひとつの楽曲を表現するのが基本、なのでバンドという4,5人であれば全体の
サウンドやライブではメンバー全員のチームワークも必要です。
しかし、もっと奥深く進んで行くとドラムやギター、ベース、そしてヴォーカル等各個人のレベルアップがうまく融合しクオリティーの高い作品を作り知名度を上げて行く、音楽もスポーツと同じように考える必要があるように感じます。
156-メジャー・インディーズを目指す方、ライブの仕方でこうなれば試合終了です。
ここ数年メジャーやインディーズを目指す方の固定ファンが増えない状況が
多く見られるようになり、クオリティーのあるいいアーティストなのに100
人のワンマンさえ出来ない方が増えています。
原因はいろいろありますが、大半はライブ計画の立て方の問題が大きいです、
毎月2,3回、毎月のライブに毎回固定ファンが来てくれるでしょうか?
そうするためにはライブの計画と固定ファンへの営業の方法を考える事でなんとか
なるかもしれません?
しかし、最近あまり好ましくないのはライブハウスだとノルマがあるので、ライブ
バーだとノルマが無いのでライブバーでライブをされる方が多くなりました。
ライブバーさんも形は違いますがライブハウスですので、ライブバーでライブを
されるのも一向に問題ありません。
ただ、ライブバー=ノルマ無し=タダでライブができる!という風潮が広がり
をしている点もあり、ライブバーさん事態も困っている状況です。
ライブハウスもライブバーもライブをさせて頂く場です、当然お店の営業もある
わけですのでお客様を呼んでチケット代と飲食代を上げる必要があります。
ライブバーも音楽業界のひとつである認識は持つべきです。
特にメジャーやインディーズを目指す方で、ライブハウスはノルマがあるから、
チケット代が高いから、箱が大きくて見栄えが悪いから等の考えでライブバー
でのライブに切り替えた時点で、私は試合終了と感じます。
ライブバーでも40,50人ワンマンする気持ちも必要ではないでしょうか?
157-活動は止めない!どんな形でも活動の方法を考える!時間は止められない。
バンドさんの解散で音楽活動が止まっている方、またメンバーが集まらなくて活動が開始できない方、さまざまな事情があると思いますが、メジャーやインディーズを目指す方は
毎日日が経つにつれ年を取ってしまうのが現実で、年を取れば取る程特にメジャーを目指すにはネックになってしまいます。
現実に今も業界が望んでいるのは十代~二十代前半です、これにはいろいろな理由があるのですが、もちろん30代の方でもメジャーデビューしています、しかしそういう方はそれなりの力があるのでデビュー出来ていると言うのは今更お話しなくてもご存知でしょう、本題に戻し。
今何らかの形で活動が止まっている方でメジャーやインディーズを特に目指している方は
足りないパートを打ち込みで多用したり、サポートの方に手伝って頂いたり、もしくは
音楽性でアコースティック編成でも可能なら何らかの形で活動はしましょう!
活動停止してしまうと今までの固定ファンのモチベーションも下がってしまう恐れもあり
知らないうちに離れてしまった方も居ます。
またメンバーが揃わなくて活動開始できない方の中には、時間が経つにつれモチベーションが下がってしまってやる気が出ない方も現実に居ます。
メンバー探しは妥協はいけません、しっかりメンバーの趣味指向や方向性ベクトルが同じ方を吟味して探しましょう。
とにかくどんな形でも活動を止めないで続ける事が大切に思います。
158-★ワンマン出来るようになりました!この言葉の意味の深さを理解してほしい。
メジャーやインディーズを目指す方はワンマンライブはやらないといけないと思います、
私はワンマンライブがメジャーやインディーズとして音楽を仕事とするスタートラインにようやく立てた!と位置付けしています、どんな形であれ100人程度のワンマンは最低実施してほしい、これでスタートラインに立てたのでゴールまでの道は険しいです。
ワンマンライブを目指す実施する!というより、ワンマンライブが出来るようになりました!と言う方が言葉の意味や重さを感じるようになります。
それは、ワンマンが出来る!と言う事は。
演奏レベルやヴォーカルのクオリティーが高くなった。
↓
楽曲のクオリティーも高くなり、いい作品が多くなった。
↓
ライブの演出やクオリティーも高くなった。
↓
バンドなら全員、ソロの方もアーティストとしても人気が出て来た。
↓
ファンや支持してくれる方も増え、日頃のライブも動員が増えて来た。
↓
結果ワンマンライブができるようになった。
ワンマンライブの実績の重みは大きいです、主なメリットは。
1、業界へのプレゼンの評価が高くなる。
2、横一線上に並んでいるアーティストの中で頭ひとつ飛び出せる。
3、いろんな支援を受けやすくなる。
4、何回かワンマンライブをこなし集客が増えると知名度も上がる。
5、大きなイベント等に呼んでもらえる可能性が大きい。
6、知名度も上がる可能性があるので更なるファンや支持者が増える可能性もある。
このようにいい循環で活動の幅も広がります、しかし上記のフローが出来ない方は
逆を返せばワンマンライブにはほど遠い状況になり、上記の1~6のメリットも受
ける可能性も低くなります。
159-音楽の専門学校や音楽大学で在学中に学んでほしい事と卒業後の活動。
私は一般にライブハウスを中心に活動している方と、音楽の専門学校や音楽大学で学び活動している方と日頃交流をしています。
ここ数年ですが音楽の専門学校や大学の方で、卒業後に思うような活動が出来なかったり、進展や展開ができない方や、伸び悩みで結局解散に至っている方をたくさん見ています。
例えば、18歳で高校を卒業し、そのまま普通の大学やフリーターをしながらライブ中心に活動して3年間している方と、音楽の専門学校や大学を2年で卒業してから1年経過する方と比較すると、専門学校、大学に行かないで活動している方の方が進歩している方が多いのです。
これは専門学校、大学に行ってるからこうなるのではなく、個々の本人達の取り組みの問題なのです、多分多数の方が専門学校や大学に行けばプロの道が近いと思っておられると思います、たしかに業界に近いのは事実ですが実力が無いかたが即デビューというのは現実問題ありません、それが出来るならみんな専門学校や大学に入ればデビューが全員出来ます、そんな甘い世界ではないという意識が一番大事な事と専門学校、大学ではこんな事を学んで卒業してからどれだけエンジンがかかるか?と思います。
今の学校は設備もよくて、先生も居て、学生もいっぱい居るのでライブなんかでも在学中は来てくれますが、卒業すると途端にライブには来てくれません、なので在学中でも外でも活動し学外の活動も充実させて行かないといけないのです。
そこで音楽の専門学校、大学に居てる時は下記の内容を重視するのがお薦めです。
1、演奏力とヴォーカル力のレベルアップ
2、楽曲作りとクオリティーのアップ
3、どんな形でもいいライブをする
4、学外でのライブ活動も徹底する
5、音楽業界の社会の仕組みを理解する
↓
卒業後に本腰入れて活動
↓
演奏時間45分や3マンライブも経て
↓
最低100~150人のワンマンをする
↓
メジャーやインディーズへのスタートラインに立てる
音楽の専門学校や大学の学生さんの中にも、いい素質のある方も居るは事実です、
皆さん頑張ってほしいです。
160-★一般リスナーに受ける曲はカラオケ業界に採用されるような楽曲
メジャーでもインディーズでも真剣に音楽で飯を食いたい方は、バンドさんでもソロでも
人気の出るようなアーティストのオーラやカリスマ性も必要と思いますが、同じ比率で重要なのは売れる楽曲作りです。
バンドとしてはいい、ソロとしてはいいんだけど楽曲にインパクトが無いから展開が難しい意見をライブハウスや音楽業界の方が多々お聞きします。
楽曲を提供して頂いて展開の方法もあるのですが、これがアーティストさんが拒否される方も多いのでデビューさせるのも難しいと言う方も居ます。
やはり売れてなんぼの世界、なので低くても10万枚以上のヒット曲がほしいです。
そんな参考になるのがカラオケに入っている楽曲、過去のシングルヒットが殆どです、なのでヒット曲を書くにはカラオケでみんなに歌ってくれるようなシングル曲がいいのです。
ある番組で、今の曲はみんな同じような楽曲ばかり、メロディーが覚えられない難しい曲が多い、カラオケで歌いたいと思わない曲が多い等の意見を聞いた事があります。
リスナーがヒット曲として受け入れてくれ、CDも購入してくれて、カラオケが出れば歌いたい!と思う曲が大ヒットにつながる曲だと思います。
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