音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
329-★ライブバンド化してしまい方向が見いだせずに解散が多い!
この項でも何回もお話していますが、最近またいいバンドさんの解散やメンバーが抜けて
活動休止も増えています。
最近の傾向ですが、いいバンド程ケースが多いように感じます、演奏力もありVOもうまいバンドさんなのですが、気になるのはパンチ力のあるジングルヒットできるような楽曲が
少ない事、これは作って行けばいつかいい作品ができると思います。
一番気になるのは、ライブの回数なのです、1ヵ月にかなり多い、なのでお客様も割れて
しまったり、ライブに飽きてしまっているのです。
めちゃくちゃオーラの有るアーティスト以外(当方も時々見かけますが?)、どんなに対バンしてもファンが増えない時代です。
なので、年間のどのライブをお客様を入れるライブで、どのライブを営業やお試しライブにするのか?住み分けが必要に感じます。
集客も増えないまま、ライブばかり消化してしまうライブバンドになってしまい、方向性を見失い時間だけが経過し、結果を出せずにバンドが終わる、こんな方が大変多いです。
殆どのアーティストさんが、”次○○でライブがあるのでお越しください”等をMCでされますが、毎回毎回来てくれればいいのですが、アーティストによっては難しいのが現実ではないでしょうか?
なので
?―元劼垢襪里惑?4,5回のライブのみ、その4,5回は60分、3マン、ワンマンに
する。
?∨莊遒猟蟯?ライブに今居てるファンは無理に呼ばない、?,暴乎罎気擦襦£
?K莊遒猟蟯?ライブは、何らかの形で初めて出会った方(例、ストリートで知り合った)
を中心に一度ライブ見てほしい方のみし、実際ライブを見てくれたら?,離薀ぅ屬?
誘導する。
これはほんの一例ですが、お試ししてみてください。
330-★上を目指すアーティストさんは、やるべき事はしないと先には解散の運命
手前の項でもお話をしましたが、上を目指すアーティストさんは受けて側のレコード会社、音楽事務所、イベンター、放送局や音楽企業が納得できるアーティストに成長しないとなかなか受け入れもしてくれなく、また当方のようなレーベルやエイジェント事務所が
プレゼンのテーブルにも載せれない現状があります。
しかし、大半のアーティストさんはアマチュア時代にやるべき事はしていない!という声が業界内では多いのが事実です。
最近も2年ほどがんばってきたバンドさんが解散になります、またいいバンドさんなのですがメンバーが抜ける情報も入ってきてます。
やるべき事は活動して音楽業界に目に止めてもらうには下記の内容が大切に思います、
ご参考ください。
1、ライブを中心に演奏力(VOも含む)やライブの演出レベルを上げる。
2、オリジナルの楽曲をどんどん増やし楽曲のクオリティーを上げる。
3、そして一番大切なファンやライブの集客力も上げる
※3番の内容は私達業界では人気度の指標になるのです、なので大切です。
●ワンマンライブを無理ない集客数からはじめ、最低300人程度目指す。
100人→150人→200人→250人→300人
●強引でもライブハウスを押さえ半年先に100人のワンマンをすると宣言
し気持ちを追い込ませ(出来なければ解散も覚悟!)突破口にする。
●いきなりワンマン(90分ライブ)なんか全体の尺の取り方等も経験が無い
時は、45分→60分→70分と日頃から体験も大切です。
4、春先から秋に頃にある、オーデション、コンテストには応募できる分は全て
応募しチャレンジする。
●実際私も審査員の経験ありますが、オーデションやコンテストでの評価が
恐いようでは、放送音楽業界では生きて行けません。
331-上を目指すアーティストさん、1回1回のライブを大切に貴重にしましょう!
時々アーティストさんのご招待でライブハウスに行き時間があればできるだけ他のアーティストさんのライブも拝見させていただいております。
そんな時に初めて出会うアーティストさんなので一概に言えないのですが、多分皆さんメジャーやインディーズを目指されていると思いますが、上を目指すんだ!という気迫が感じ取れないアーティストさんが多いように感じます。
この項でもお話してますが、メジャーやインディーズの上の方を目指すにはいろんな面で
レベルを上げる(楽曲の完成度、ライブの演奏力や演出度、ファンの数やライブの集客力)努力をしてゆかないとなかなか難しいのが現実です。
1回1回のライブをもっと大切にして、内容も吟味してレベルアップして行ってほしいと感じます。
ただ、単にライブバンドとして活動されている方も居ますので、ライブバンドの皆さんは
そのスタイルに沿って活動されればいいと思いますが、私達にとって偶然出会うアーティストさんが上を目指して貪欲にでも活動されている方なのか?ライブバンドとして活動されているだけの方なのか?わからない点が多いのです。
332-★音楽活動でお客様に見せる!というライブの演出の工夫の大事さ!
先日長い間見てきたアーティストさんが久しぶりにライブをしてくれました、正直今まではバンドさんのカラーもありステージもVO中心にやや引っ込む形でしたが、先日のライブはバンドさんのカラーも少し変わった点もありますが、VOさんもタイミングよくMCをし、また話すネタもしっかり仕込み、両端のEB,EGの方もただ演奏するのではなく見せるライブの展開をしてくれました、本当に当たり前の演出ですが、こんなに見る側に印象が変わるのか?と感じさせるライブでした、他にももう1組見せるライブ、見る側が楽しめるライブをしてくれました、演出の仕方はバンドさんのカラーにより違うと思いますが、たったMCの内容や言葉の使い方、VO以外のステージでの演出を工夫するだけで違って見えます、私は日頃ライブの見せ方次第で大きく見えたり、迫力に見えたり貧弱に見えたり、うまいバンドと見えたり、そうでないバンドと見えるよ!と話しています、皆さんもライブで少し工夫をしてみましょう。
333-★メジャーに近い位置目指すなら、まず目指そう300人ワンマン!
先日東京でメジャーとインディーズの中間的な立場のレーベルを目指す方とお話し、当方もこのラインに乗せる事ができる新人発掘や育成も益々力を入れますが、やはり意見は同じで、ファンの数や、ライブでの集客力が40,50人では無理というのが同じ意見。
私も日頃アーティストにもお話や、この項でもお話してますが、まずはワンマン300人を目指すのが大切と思います。
段階はあると思います、100人→150人→200人→250人→最終300人。
何故?ファンの数やライブの集客が大切なのか?
1、雑誌やTV,ラジオ等の地上波のメディアで取り上げてもらえるにはそれなりのレベル や実績が必要(ただしお金を出して雑誌、TV,ラジオは別です)
2、音楽放送業界はビジネスの世界です、皆さんを支援に協力してくれる事務所、企業は
ボランティアではなく仕事で接するので当然金銭的な収益が見込まれるのが当然。
3、CDを作れば、そしてライブをすればファンはお金を出してCDを買ってくれ、ライブの
チケットも買ってくれる、その数が多ければ多い程皆さんの広告宣伝費の比率も上が
るのです。
4、ライブで50人の方を500人にするには時間も経費も莫大にかかるかもしれません が、現状300人を400人、500人にする方がリスクがかからない可能性があり
ます。
上記は主な理由ですが参考にしてください。
1年~2年で300人目指す事がいいでしょう?早ければ早い方がいいのですが?
334-語り継がれる”一度原点に戻ってみる”今そんな時代かも?
今から20年程前は私も某楽器店の系列のオーデション、コンテストのモニターや、また実際作曲や編曲等でオーデションやコンテストにも応募したり活動していました、そこで
常に指導されたのが、常に原点に戻り昔の楽曲や洋楽をよく研究してほしいと言われて来ました、メロディーの運び方、コードアレンジのエッセンスや、歌詞の言葉の使い方や内容の良さ等。
先日ある大学の方と事務所で雑談で、今の楽曲はメロディーが耳に残らないし、歌詞も自然に印象が残らない曲が多く、今ひそかに好まれているのがカラオケでも洋楽、邦楽等昔のヒット曲だそうです。
私もこの項でお話していますが、やはり飛び切りいいメロディーラインにインパクトのある言葉を使った歌詞の内容がヒットのポイントとお話してますが、昔の曲にはこんな楽曲が多いのも事実と思います。
335-★月3,4本のライブをするなら、その費用を大手の雑誌に使えば。
月3,4本もライブをされている方が時々見かけます、アーティストのスタイルで行なっている方も居ますし、またバンドを作ったばかりでライブ経験をまず積むために2,3ヶ月集中してライブを計画している方は、私もライブハウスもそして業界の方も理解をしてくれるでしょう!
しかし、いい程レベルも上がり、近郊の都道府県で1ヶ所して居る以外、1都道府県で月3,4本ライブされている方は多すぎではないでしょうか?
それだけ集客があれば別にいいのですが?例えば月4本の内1本は50人以上、演奏時間長めのライブなら100人可能な方はいいのですが。
音楽業界の方ともよくお聞きするのは、ライブは月何本してもかまわない!ただ回数より内容と評価、そして結果が大事なんだ!と話しています。
なので、気が付いている方もおられると思いますが、目を付けたアーティストが居たら
3,4ヶ月は成り行きを見るのが一般的です、冷静に判断しているのが本音です。
あと、バンドの宣伝や、バンドの名前を広げたいから!を目的にされている方も居ますが?冷静に考えてください、その場のお客様かでしか名前は知ってもらえませんね?
1回のライブで仮にノルマが3万なら、4回で12万かかります、それをぴ○等の大手の雑誌社にお願いして、空いてるスペースに写真付きで掲載お願いしてみてはどうでしょうか?はるかに名前は広がるような気がしますが?
この項でのいつかお話してますが、あるバンドさんがメンバー10万づつ出し合い50万で全国紙の音楽雑誌に記事として掲載してもらったようです。
結果はその雑誌に掲載されたアーティストさんです!と自分達の営業ツールにし、東京に出てきて20人しか居なかったのが、300人になったようです。
しかし、これは2000年以前の話です、まだ携帯電話もWEBも発達していない時代の事ですが?参考にしてみてください。
336-★ライブはお客様をどう楽しめさせるか?選曲や演出も考えよう
先日あるアーティストさんが2,3日後に60分のライブをするので、ここ数週間は60分をどう演出すればお客様に楽しんで頂けるのか?どんな選曲をしてどう配置すればお客様を楽しませる事ができるのか?MCはどんな内容でどんな言葉でいつ入れれば流れがいいのか?悩んでいるそうです。
私は、いい事だと思います、演奏時間30分でさえも演出や選曲等、お客様をどう楽しませるのか?これを十分考えいる方がどれ位いるのか?疑問に思う事もあります。
ライブは演者側が楽しめばいいのではないのです、プラスお客様にも楽しんでもらわなければいけないのがライブです。
CDも同じです、聞き手側ユーザーの立場で作る!これが鉄則なのです。
お客様、ファンが居ないと成立しないのが音楽です、水商売なのです、これは趣味で活動している方、コピーバンドさんも同じです。
ライブはお客様にどう演じ見て頂くか?これに尽きます。
表示ページ 329 から 336 件/ 600 件中