音楽アドバイス集🎵

41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。

57-曲作りはたくさん作って失敗しての繰り返しでいい物もできる

ある実験で絵を描かせた時どのチームが質のいい物を描く事が出来たか?ひとつは1枚いい作品を作らせるチーム、もうひとつは何枚も作品を描かせたチームで一定期間様子を見ると質のいい作品を描ける事が出来たのは何枚も作品を描かせたチームらしいです。

楽曲も同じ、もちろん才能がある方以外はたくさんの曲を作り、ライブで演じたがお客様やファンに受けなくて失敗、そんな経験をしながらセンスも磨かれると思います、私もその一人です。

58-風がないなら、自分で漕げ

外国のある著作に”風がないなら、自分で漕げ”という話しがあります、今アマチュアで活動している方の中には海の上で風が来るのを待っているように、漕ぐ事も何もしない活動もしない状況で音楽業界から声がかったり、事務所やレーベルを探す方が居ます。

そんな方には風は吹かないです、しっかりとライブ活動もしてファンも増やし、楽曲もいい楽曲をどんどん作り、ヴォーカルや演奏力も付けて行く、そんな自分で漕いで前に進んでいる方にいい風が吹くのです、海の上での競争にじっとしている方は途中で風をもらっても、漕いでる途中で風をもらった方には追いつけないのです。

59-アマチュアとプロの違いはお金がもらえるというだけではない

アマチュアとプロの違いは何ですか?という質問で一般的にはプロは仕事になるので報酬としてお金が発生します。

しかしそれ以前にアマチュアは好きな時に曲を書き、演奏し練習も出来ますが、プロはどんな状況になっても曲を書かないといけない時は書き、演奏しないといけない時はして練習もしないといけないのが大きな違い、なので日頃の健康管理なんかもしっかりしておかないといけないのです、会社と違いミュージシャンは自分の代わりが居ないのです。

60-★いい楽曲は歌詞が無くてもタイトルとメロディーだけで説得力がある

この独り事も400項目を越え私もダブりの内容を書いている時もあるので

すが、いい楽曲は歌詞がなくてもタイトルとメロディーのインストでも内容

が想像できると感じています。

70年、80年代の楽曲や洋楽は歌詞なしでインスト、オーケストラにアレ

ンジしても一般大衆の方は聞いてくれます。

私もアレンジの勉強していた若い頃は先生から徹底的にカラオケを聞けと

言われ、カラオケやオーケストラ物の音楽を徹底的に聞き、アレンジのセンス

を身につけるようにと嫌という程聞きました。

そんな時代では歌物の楽曲もオーケストラにアレンジしても説得力がありま

した。

しかし今歌詞を外してしまうと全く説得力がありません、歌詞の言葉にウエ

イトが置き過ぎている事も原因でしょう。

昔でさえ先生から原点に戻ってビートルズを聞けと言われました、それは

メロディーラインを研究しろと言う意味。

今メロディーラインに魅力が無くなった今、ビートルズや昔の洋楽のヒット

曲、70,80年代の曲を見つめ直してもいい時代と感じます。

61-★楽曲次第でチャンスのある方実はかなり多いのです

メジャーやインディーズを目指してたくさんの方が活動されており、当方も

専門学校のアーティストさんを含めると年間500組以上の方と接します。

演奏力やボーカル力は何年経っても変わりはありません、しかし2000年

に入り楽曲のクオリティーがかなり落ちてます、歌詞にせよ曲のメロディー

も印象が残らない、これは皆さんのファンやライブのお客様も本音でそう感

じています。

いいバンドなのに、いいアーティストなのに!何か足りないだよな~と音楽

業界関係者やお客様から言われた事がある方、その多くは楽曲のクオリティ

ーと感じます、毎回この独り事でもお話してますがシングルヒットになりそ

うな、CMやタイアップに即使えそうな、お客様から定番曲と言われるよう

なヒット曲があればたった1曲で人生が変わってしまいます。

プロの世界のようにもっとクリエイティブに楽曲作りをしてほしいと思いま

す、業界人はみんなそんな楽曲も探しているのです。

62-★作り手側の発想による押し付け的なデビューはもう通用しなくなっています

ジャンルがそんなになかった発展途上時はさまざまなアーティストを

業界が作り上げユーザーに提供すれば良かった、しかし音楽も多様化

し成熟した今好みも各個人で多様化し好きなジャンルもあるがいい音楽

を求める時代のような気がします。

なのでファンが20,30人しか居ないアーティストを業界が1本吊して

莫大な広告宣伝費を投入しても受け入れしてくれない、売れないアーティ

ストが増えています、もう業界の押し付けデビューは通用しない時代?

一番受け入れしてくれてターゲットにしないといけないのは一般大衆の

方、この層はポップスでもロックでもHPでもHMでも、また洋楽でも

いい楽曲いいアーティストは受け入れてくれます。

なのでアマチュア時代からたくさんの方に受けているアーティストさんは

世の中に出ても成功する可能性が高い。

100人の前で50人に支持されるなら1000人には500人、10万

人に宣伝すれば5万人から支持される可能性が高い、これが今から20年、

30年前の業界の発掘の基本、やはり音楽業界も基本に戻るべきだし、

アマチュアの方の意識改革も必要と思います。

63-楽曲の中身もアーティストのイメージも大切な時代になっています。

缶コーヒーの中身はみんなほぼ同じなのでメーカーの意見で外面の

デザインでの購入者が多いようです。

音楽も同じ楽曲の中身が良くても演奏者のイメージが良くないと

いけないし、演奏者のイメージが良くても中身の楽曲が良くない

といけない、中身も外見も平均点以上で第一印象が良くないと一般

ユーザーに受けない厳しい現実の時代を考えて音楽活動をしてほし

いと思います。

64-音楽活動の方法や知らない事があれば知っている方に必ず聞きましょう

これから音楽活動される方で活動方法がわからない方は、今音楽活動している方に

聞くなり、楽器店やスタジオさんに相談し分からない方はお聞きしましょう!

また音楽企業(事務所やレーベル)から知らない内容や提案等があれば必ず知って

いる方に相談はしましょう、相談してから決めるのはあなた自身の責任ですが、

間違った知識や内容、活動方法を理解しないようにしましょう。

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