音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
121-いろんな情報材料使ってアピール(プロモーション)するかが大事
インディーズの第一線で活動しメジャーで活動するようになった方の意見をお聞き
しました、どんな方法でアーティストプロモーションすべきか、下記の内容を参考
にしてください、たくさんの方からお聞きした内容をまとめています。
1、楽曲:歌詞の内容もいいシングルヒット的な突破口になる楽曲をたくさん持つ
2、ライブ:対バンのお客様も引き付けるような演出や演奏力、ヴォーカル力を付ける
3、タレント性:音楽がいい、楽曲がいいだけでは無理、人間としても好きになって
もらえるようなアーティスト性も磨く事が重要。
4、デジタル時代になったのでPVは広告宣伝材料として必要
上記の1~4をリスナーや一般ユーザーに伝える、一般の方へ自分達をプレゼンする
んだ!の意識が大切。
プレゼン方法
1、YOUTUBEにPVの映像を載せプレゼン。
2、対バンのライブで会場にいるお客様にプレゼン。
3、いつも音源やフライヤーは持参して誰かと知り合いになれば即プレゼン。
4、大学の校門前やCDショップやレンタルショップの前で許可を取り、
フライヤーや音源、ライブのチケットの販売をする。
※飲食店や一般のお店でも許可を取って営業活動する。
5、ストリートライブでの営業(1回で5人等ライブチケット買ってくれる目標も
立てる)
6、MIXIやツイッター等でのメールでの営業。
122-音楽で稼ぐにはファンの満足度が大きな鍵を握る
ある音楽冊子のミュージシャンとの対談記事でファンを増やす事で大事な事は
何ですかの記事で、私達はCDという音作りや楽曲の内容、またライブに関して
も今居てるファンが満足してくれる事を大切にしていますとの事、今居るファン
が満足してくれるならそれが口コミとなり人が人を呼んでくれる、こんな事が
形になるように心がけているようです。
今、アマチュアの方の多くの方はポスターやフライヤー、YOUTUBEやMIXI等を
使って楽な形でファンを増やしたいと考えているようですが、現実はそうでは
なくて一般のユーザーが受け止めてくれるのはやはり人と人とのコミュニケー
ションや輪が大切な事だと感じます。
123-★個人がインターネットでCD通販するメリットにはこんな事が。
CDを作り販売するおすすめとしては皆さんのHPにCDの告知をして皆さん
自身で通販できる仕組みを作られた方がいいと思います、今物流も発達して
ます、代引きでCDを送る事も可能ですので安心して決済も可能です。
では、何故皆さん自身がCDを通販する方がいいかと言うと、CDを購入して
くれた方の住所や名前の情報が得られるからです。
CDを送り、その後にライブのお知らせなんかもDMが発送できます、もしかし
たらライブに来てくれる事もあるかもしれません、地方に住んでおられる方なら
たとえその地方で10枚買ってくれた方が居たとしたら、後でライブのお知らせ
をする事でライブに来てくれるかもしれないのです。
アマゾンで販売やCD店舗で販売していると、CDは売れるかもしれませんが
誰が購入したのか?分からないのです、アマゾンで仮に100枚売れたなら、
100人誰が購入したのか知りたいと思いませんか?CDは売れたがライブに
結びつかない、ファンのデーターも集まらないのであればもったいないです。
HPを掲載しておけばアクセスがあると思いがちですが、やはりアクセスする
方は少ないのが現状、背中を押す事が必要なのです。
なのでCDを購入して頂いた方に後日CDを聞いて頂けましたか?とお知らせ
も可能です、こんな小さな事が大きく身を結びます。
124-TVやラジオ、CMのタイアップでおいしい時間帯は21:00から深夜放送です。
今までたくさんの知り合いのアーティストの方がTV番組のエンドロールや
CMのタイアップ、また地上波のラジオ番組に出演等もされましたが、こん
な機会がありメリットになったアーティストさんはごくわずかです。
過度な期待をアーティストさんが持ち過ぎる事もありますし、機会をうまく
自分達の広告宣伝に利用していない点もあります。
そんな数あるタイアップで効果が出てるのは21:00以降からの深夜が多い
です。
それは、TVを見たりラジオを聴いたり、CMを見る時間帯が一番多いのは
21:00から深夜、特にアーティストさんに近い年齢層の方が見たり聴い
たりするのはやはりこの時間帯が多い気がします。
しかし、タイアップは露骨にTVやCMでアーティストの映像が出ないと、
見ていて全く気が付かないのが現状。
なのでタイアップの機会があれば、私達はここにタイアップもして頂いてる
アーティストです、ここで楽曲が流れています等自分達の価値を大きく見せ
リスナーや一般消費者にアピールする事が最も大切な事と思います。
125-★各自でCDを通販する大きなメリットがあります。
CD店舗もたくさん無くなっています、都市部でもこんなに減りましたので地方
では主力店舗は1県に1箇所に迫る勢いです、CDが売れないと言うのが大きな
原因です。
今CD店舗で売れるのはTVやラジオ等のメディア戦略で莫大な広告宣伝費を使え
るメジャーアーティストが中心です、しかもミドルからトップメジャーと言われ
る方。
15年、20年前のようにCD店舗に来て試聴機を聞きCDを購入する消費者は
減ってます、今はインターネットやTV,ラジオの情報を先に得てCD店舗に買いに
来る方が多い、まず目的を持ってCD店舗に来るケースが多いような気がします、
そんな状況なのでインディーズでもトップで活動しているアーティストさん以外
売れない、売れるのは今居るファンや知り合いだけが予約して購入してるのが現
状と思います、かつてのようにCD店舗流通しないと業界の目に止まらないと言
うのも無くなりました、今業界ではライブ内容を重きに置いている傾向です。
これからのCD販売方法は、インターネットの発達や物流の発達もあり店舗に頼
らない方法がベストです、CD店舗流通だと流通コストも含め50%の経費がか
かります。
皆さんのHPでCDの広告宣伝を徹底し、CDがほしい方は皆さんのHPで申し
込みできるようにし、宅急便や郵送での料金代引きで送る事により購入者からの
決済も出来ます、また大きな利点は購入者の名簿を確保できますのでライブ等の
お知らせも出来るようになります、CDの購入者にDMを送る事でもしかしたら
ライブにも足を運んでくれるかもしれません。
アマゾンを使わず皆さんで通販出来る仕組みを作ればこんな利点も出来るのです。
126-★女性のファンや固定客は大切にしましょう!
ライブに来ている方の多くは女性が多いとお気づきかもしれません、音楽業界で
仕事がしたいと思う方も女性が比較的多いのです、それはコンサートやライブに
行く方が男性に比べて比較的多い事が上げられます、また音楽の流行に敏感なの
は女性ではないでしょうか、楽曲に対しての厳しい意見を持つ方も女性に多い、
女性は男性に比べてメロディーと歌詞を両方聞きながら把握できる方が多いので
す、なので女性のファンやライブの固定客は大切にした方がいいと思います、
人が人を呼んでくれるのも、口コミで情報を広げてくれるのも女性が多い気がし
す、女性のファンや支持してくれる方を増やす事もひとつポイントになるかもし
れません。
127-★参加ノルマを”おいくらですか?”と聞くには注意が必要ですよ
この独り言でも何回もお話してますが、ここ数年参加ノルマを出演料に置き換えて
しまう方が多いです、出演料制のライブイベントもあるのですが、私達を含めて
ライブハウスや事務所、音楽業界では出演料と参加ノルマは受け止め方が違います。
先日もメジャーライブハウスのブッキングの問い合わせで、参加ノルマの質問に”
おいくらですか?”と問い合わせがありました。
ライブハウスがライブハウスだけにこういう方はチケットが売れない方が多いので、
お断りをしました。
趣味で活動されている方の中では、参加ノルマをメンバーさんで自己負担されて
自由にお客様を呼ばれている方も多く、当方のライブも圧倒的に多いので参加ノ
ルマを有効にご利用頂いてる方はいいのですが、やはりメジャーやインディーズ
を目指す方で将来音楽業界で仕事としてライブを目指している方は注意が必要です、
アーティストさんに対しての見方が変わってしまう事がありますので。
たくさんのライブハウスの店長やブッキング担当は、参加ノルマを値段がいくらか
の質問に対してはムッとする方が大半なので注意が必要です、特に上を目指す方は。
某ライブハウスの店長は、即その場でもう帰っていいよ!とか、出直して来て!と
言います。
お互い気持ちよくライブをするためには気をつけたいものです、たとえ20枚ノルマ
で10枚しか達成できなさそうでも、”おいくらですか?”の質問は禁句です。
マイナスイメージが残るだけです、私もこんな質問された方は結局支援の目も途絶え
解散になった方もたくさん見ています。
128-★YouTubeに入れてないと話が進まない現実。
昨日音楽雑誌の記事を読んでそうだなと思った事で、アーティストの情報を得る手段
で今やYouTubeで検索するのは普通の時代になりました、丁度私達がyahoo
やGoogleで検索するのと同じ感覚です。
特に都市部では7割りに迫っているスマートホンの発達で益々映像検索が増えるでしょう
、そんな中、”YouTubeで見れないの?”と言われるとリスナーやユーザーから
それ以上話が続かないと言う記事。
そう言えば私も普通に同じような会話をしているような気がしますし、アマチュアの
方の情報得るにも普通にYouTubeで検索できるのかチェックしてます。
なので、アマチュアで活動される方も映像で広告宣伝できるようになる事はこれからの
時代は必要に感じます、出来たら5分程度のPVがおすすめ、PVの営業する訳ではありま
せんが人物がわかり難いライブの映像よりもPVがおすすめです。
CDは店舗ではメジャー以外売れなくなりました、CDが無くなる事はないと思います
が、何か新しいプロモーション方法が必要に感じます。
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