音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
265-★音楽活動で失敗や壁にぶつかるなら早い方が将来大きな成長になる。
日頃からアーティストさんの相談が結構多いのですが、ごく最近も昨年100人のワンマンをしたのにも関わらず、その後そのワンマンを生かせず活動が停止したり、メンバーが抜けたり、テンションが下がってしまった方が居ます。
しかし、最近楽曲の録音もし久しぶりに相談があったので、ある意味厳しい事言って突き放したのですが、夏にレコ発やり、年末にワンマンやります!と宣言してくれました。
私自身は良かった、今までをリセットして再度新しいスタートしてくれると、安心もしています。
このように活動始めるといろんな面で失敗や大きな壁にぶつかります、しかしそれが早ければ早い程立ち直りも早く出来、新しいスタートが可能になります。
いい程活動してから予想できなかった事、予想できた事にぶつかるより、早く問題を解決し経験もする方が将来大きな成長をしている方が多いです。
成功成功で進んで来た方よりも、失敗の繰り返しで成長して来た方が強いというのも現実のように思います。
266-ファンを一人でも増やすためにライブにウエイトを置かない。
15年~20年前位はライブをやりながら自分達のファンを増やす方法が主流でした、しかし時代は変わってます。
2000年に入り、インターネット、携帯、TV等のメディアの発達もあり、ライブハウスに行かなくても情報が入る時代になりました、ライブハウスでの集客力も半分程度に減っています。
しかし、まだアーティストさんの中にはファンを増やす方法としてライブハウスでのライブが中心になっている方が多いです。
たしかに、ライブハウスでの対バンでファンを増やす方も現実に居ます、だけど一握りの
方ではないでしょうか?私も初めて見て、もう1回見たい!と思う方は少ないです。
まだまだ発展途上の方が大半ではないでしょうか?
対バン形式等で他のバンドさんのファンを取り込もうと思ったら、演奏力、歌唱力、演出、楽曲のクオリティーを上げておかないと難しいです、多分ライブハウスで聞き手見る側の立場になれば良くわかると思います。
なので、まだ発展途上の方はライブにウエイトを置かないで、違う形でまずは友達作りから、友達の輪作りから始めるべきです、1人が2人になり、2人が4人なり等。
私の知り合いのバンドさんは、ライブが終わると会場に居てるお客様に友達になってもらおうと必死に話かけて行きます、このバンドは既に300人のワンマンは可能。
あるバンドさんはメンバーさんと手分けしてフライヤー片手に大学の校門前や、メジャーのライブが終わった方数百人に声をかけたり、手渡したりして、100人声かえて2,3人来てくれればいいという感覚で営業に出かけてます。
こんな地道な努力が身を結んでいる方が実際多いと思います。
267-★大阪のお客様は東京よりも厳しい、特にライブではMCで明暗が。
MCのうまいバンドさんはライブの流れが非常にいいです、私はMCは1曲と思ってネタの仕込みや、言葉を選んで話しなさいとアドバイス致します。
最近特にライブの場の雰囲気が悪い時、場を和ませるためにはMCの技はかかせません、
MCひとつでライブの流れもあっと言う間に変わります。
地方の人間性もありますが、やはり大阪は吉本、松竹のあるお笑いの街です、大阪に来られた方はお気づきかもしれませんが、大阪のTV番組の大半は台本がありません、なので
東京と大阪は笑いの演出やテンションが違います。
大阪はアドリブが重要な世界と私は感じています、聞き手もそんな感じなので大阪のお客様は東京よりもかなり厳しいと感じています、参考にしてください。
268-ライブをしていろんな根性も鍛えましょう。
ライブという場は、日頃の練習の成果をファンやお客様に見て頂く場だったり、アーティーストのプロモーションの場であったりします。
どんな場合でも、人前で演じる以上最初は緊張感もあったりします、これは場をこなしていかないとなかなか慣れないもの。
そして、私達のライブをどう評価をしてくれるのかも気になるところ、これも場をこなして試行錯誤して作るもの。
また、演奏力もスタジオでは完璧でもいざライブステージとなるとミスも出てしまいます。
ライブはこのようにさまざまな場面での、いろんな根性を鍛える場でもあるのです。
269-ライブではエンターテインメントしましょう!
ライブではお客様もライブでしか見れないアーティストの臨場感を得るためにライブハウスに来ているはずです。
なのでどんな形でもいいので、演出やMCや楽曲構成等何らかのエンターテインメントできるように努力してみましょう。
ただ単に楽曲を演奏しているだけではだめで、CD等の音源があればお客様は家で聞けばいいじゃない?と思われてしまいます。
270-音楽活動でもアーティスト同士競争し合わないとレベルも上がらない。
この独り言でも何回かお話していますので繰り返しになるかもですが、やはりアーティストは目指す方、もしくはライバルを見つけて追いつき追い越し等で競争し合わないとレベルも上がらないと思います。
私も以前やはり、アーティスト同士あるコンテストを通じて競争しました、そのおかげもあり勉強もし、曲作りにも没頭し、負けん気根性丸出しで活動してましたが、その経験は
たいへんいい経験でした。
しかし、今はライブハウスでの指導者も減った原因もあり、負けん気根性丸出しの方が減ってます、負けん気根性もいい面出ればいいのですが、逆にマイナスにもなりますので注意が必要ですが、もっと競い合ってほしいと思います。
271-★音楽企業が投資してくれるようなアーティストを目指す大切さ。
当方にもメジャーやインディーズを目指してイベントの参加や、事務所に音源やプロィールが届くこともしばしばあります。
他の音楽業界の方も同じ意見の方も多いのですが、企業としてこのアーティストに投資してあげようと思う方が少ない事です。
当然企業ですので投資をして赤字になるのはいけません、これはメジャーもインディーズも音楽企業全て同じです。
今はレベルに達してないのでこれからがんばって、音楽企業が投資意欲が出るように成長
してくれるのを期待しています、実際こんな状況が多いのです。
なのでじっくりと成長できるようにアーティストの皆さんも努力しましょう。
272-バンド単位で、メンバー個々にマネージメントできるようになる。
最近のアーティストさんはバンド単位での努力や成果を出す、そしてメンバー各個人が努力して成果を出す意識が低下しているように思います。
例えば、3マンライブで1組100枚のチケット売らないといけない時、バンド単位の目標は100枚、それをメンバー5人居るなら、1人20枚を捌けないといけない事になります。
1人20人は可能ではない数字です、メジャーの音楽業界に言わせれば、君1人で20人もファンが居ないのか?と突っ込まれます。
バンド単位でのマネージメント、そしてメンバー個々のマネージメントもできるようになれば本当に強いアーティストになれるでしょう。
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