音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
241-音楽活動でも今は組織の時代ではなく、個という個人の時代でもあります。
2000年に入りインターネットや携帯電話のデジタルの発達もあり、いろんな面でグループや組織と言った集団の時代から、個人個人が楽しむ個々の時代となりました。
組織の時代から個々の時代となり、さまざまな分野でメリットやデメリットも多々出ています。
音楽では、音楽というものを携帯でも楽しめるようになり、また映像面でも楽しめるようになりました、音楽が身近になりましたが、その分グループや集団で音楽を楽しめる機会が減っています。
昔はいい音楽やいいアーティスト情報は口コミから広がり、自然に人同士のコミニケーションもありました、またリスナーは新しい新人アーティストを探しに、フライヤーや無料の冊子等の情報を集めライブハウスに足を運んでいました。
しかし、メディアの発達と共に探しに行かなくても、TVやラジオ、インターネットからの情報が流れてくる時代になりました。
年追う毎にライブハウスに来るお客様の人数も減り、20年前の5割か6割程度ではないか?と思います、爆発的に増えたライブハウス、ライブバーの原因も今では追い討ちをかけてます。
個人の時代になったので、アマチュアの皆さんは、20年前のように対バンすればお客様が増える時代にはならなくなりました。
思ったよりたいへん難しい時代です、なのでライブの有り方も変わっている、変わらなければならない、ライブはファンを増やす手段となる事ができなくなっています。
CDでは味わえない、生のリアルな楽曲を聴きたい、演奏が見たい!それが主な目的と
なるのがライブと言えると思います。
242-★ライブもCDも音楽活動では、まず数字で実績を作りましょう
今のアマチュアの皆さんはもっと音楽活動の実績作りが必要に感じます、音楽業界やTV放送業界も一般社会の企業と同じ利益を出さないといけない、その結果は数字が全てです。
アマチュアの皆さんも自分達自身のレベルアップや他のアーティストとの違いを数字で
見せ付けたり、また音楽業界へのプロフィールにも数字がある実績や経歴はかかせません。
例えば、この独り言でもたびたびお話していますが、ライブならワンマンライブの実績です、100人のワンマンした、300人のワンマンをした、これからする!は立派な実績でもあり経歴です。
通常のライブの実績やイベントの参加、出演実績なんかは必要ないのです、何故ならそれは一般的な活動の中の常識的な事柄です。
CDなら本来ならしっかりと店舗流通をして、イニシャル(初回出荷の数字)や4ヶ月間での店舗の売上げ枚数を実績や経歴で出したい所、それが無理ならしっかりCDはプレスもして商品化し、最低500枚、できたら1000枚をプレスして、半年間で800枚は
売りきりった実績や経歴が必要です。
よく1年や2,3年かけて1000枚売り切ったと言う方も居ますが、これはいただけません、通常CDは1クールが基本賞味期限はCD店舗では3,4ヶ月が一般的、なので
半年から長くて1年以内に800~1000枚は売り切った実績がベスト。
当方もそうですが、レコード会社も事務所もプロフィールの実績欄に目に見える数字の
実績があれば、予定が合うなら一度ライブ見たいな!と思うのです。
業界人がこんな気持ちにさせてくれる実績や経歴が効果があるのです。
243-音楽活動の広告や宣伝はデジタルとアナログをうまく利用してみましょう。
今の時代はデジタルとアナログが混同している時代です、いろんな面でアナログがデジタルになる事はないと思います。
デジタルにはデジタルの良さや欠点もあり、アナログもいい点やデジタルには出来ない事もあります。
余談ですが、ここ数年ライブハウスもPA卓がデジタル卓になりました、最近は慣れましたがやはり大きく違います、時々アナログのPAのライブハウスに行き音聞くと、今でも
アナログのパワーはいいと思います。
簡単な違いは、デジタルは会場に面で聞こえ、アナログは立体に聞こえる、私だけかもしれませんが?話脱線しました。
音楽活動でのデジタルとアナログの使い分けは下記ではないでしょうか?
デジタル:自分達のHP作り、WEB間でのリンク、SNS等のコミニケーション
楽曲の試聴はYOUTUBE。
まだまだアナログでないといけない点
大きな点はファンやライブでのお客様とのフェイスtoフェイスのコミニケーションです、これはデジタルではできない要素。
そしてライブやコンサートです、ファンやライブに来るお客様はCDでは味わえない、
生のリアルなアーティストを見たい、音楽を聴きたいのです。
デジタルとアナログうまく使いましょう。
244-ヒット曲やアーティスト、売れる物には必ず理由がある。
世の中でヒットしている楽曲やアーティストには必ず理由が付き物です、ただ音楽業界の仕掛け方でごく普通のアーティストがデビューしてしまうケースもあります。
しかし、音楽を含めての芸能界は水商売です、人気がないと業界では生きて行けない世界です。
一発屋で楽曲がヒットしアーティストもブレイクする時がありますが、知らないうちに消えてしまっている事もありますね?
長続きしなかったのが原因かもしれませんが、長続きしなかったという事は=人気がなかった事が言えるのです。
CDの場合メジャーもインディーズも店舗流通という形でのデビュータイトルは年間15,000タイトルが世の中に出ていると言われています、その中から新人で生きて行けるのはわずか0.1%,10組~15組と言われています。
大御所のアーティストや新人で息の長いアーティストのヒット曲が何故売れるのか?
そこにはタイアップ等の仕掛けもあります、また歌詞や楽曲のメロディーもいい事もあります、もし時間あれば何故なのか?研究してみるのもいい勉強になるかもしれません?
245-音楽活動や上を目指す方は自己責任を持ちましょう。
音楽関係に携わるのが(学生時代からの音楽活動やサークル活動も含めて)もう30年近くになります、第一次フォーク時代から、今から25年前のあの空前のバンドブームを経て長い歴史を見て来てますが、この間音楽業界も業界の考え方も大きく変わりました、また個々のアマチュアアーティストの考え方も大きく変わりました。
今、本当にかんがってコツコツ活動して小さな実績を作り大きな成功している方と、本当に音楽で飯食いたいの?と疑問に思う程活動がマイペースと言うか、がんばっている方の3倍も4倍もがんばらないといけない方の2極化の傾向と感じます。
前者の方はかなり苦労して成功を勝ち取っています、後者の方は楽して成功しようと思う傾向が強く、デビューできない、売れない、人気が出ない理由を事務所やレーベル、音楽企業の責任としてしまう方も少なくありません。
もちろん、音楽企業側にも状況により良くないケースもあります。
アーティストや音楽業界が成功するには、まず個々の努力が最低限必要と感じます、自己責任なのです、音楽専門学校や音楽大学に入学し、そこに居ればデビューができると思っている方も少なからず居るようです。
しかし、現実にはアーティスト自身が自己責任でがんばらないと花が咲かない事も事実なのです。
246-だまされてはいけない、まただましてはいけない。
こんなお話をすると音楽業界の方にお怒りを受けるかもしれませんがお話致します。
世の中の企業や会社、事務所は全ていい会社かと言えば実際そうではないですね?日頃新聞やTV等見ているとおわかりと思います、なので音楽業界も同じと思います。
実際当方が関与したアーティストさんで、私達が常識で??と思う対応をしている方、対応された方が実際居ます。
これはある本で読んだ内容ですが、大阪は”だまされてはいけない、まただましてはいけない”という考えを持った方が多いようです。
振れ込み詐欺にひっかからない、振れ込み詐欺をする人間が他の地域と少ないのもこれの精神ではないでしょうか?
いい意味でのだましはOKと思います(どんな事?と言えば困りますが)
アマチュアアーティストさんもこの言葉をよく覚えておいてください!
しかし、最近アーティスト側の努力不足を、企業や事務所、レコード会社のせいにする方が居るようです、こんな方は論外ですし、またこんな方はそれ以降成功していない方が多いのも事実の話です。
247-音楽でメジャー、インディーズを目指す方はお金の使い方や価値も勉強しましょう。
メジャーやインディーズを目指す方は、音楽業界という社会に最終的に飛び込む事になります、遊びの世界ではないのです、一般の企業や会社同様の世界です、ただ違うのは皆さん自身が商品となり、楽曲が商品となる事です。
なのでアマチュア時代からライブをする時した時、どのようにすればお客様がチケットを買ってくれるのか?お客様を増やせるのか?そしてノルマを支払った利益をどのように管理し利用するのか?
ライブの後の打ち上げ代に使用するのもいいのですが、もっと有効利用しましょう。
そして、CDを作るなら、スタジオ録音やCDプレス等の予算計画も考え、実際CDが完成すれば、最低制作費をトントンにするなら何枚売らないといけないのか?
○枚以上のCDの収益はどこにどう使うのか?
バンドの方もソロの方も、お金の管理や使い方も必ず勉強してみましょう。
248-音楽でメジャーを目指すには、こんな時期にこうしましょう!
メジャーを目指すには、まず個々の実力上げましょう!
最近メジャーのレコード会社の方も嘆いてますが、まだメジャーのレコード会社に音源やプロフィールを持ってくる以前のレベルの低い方が多すぎる!と言っています。
ここ10年はかなり厳しい時代になっています、段階踏んだ道筋が必要に思います。
メジャーを目指すなら音楽活動のスタートは早ければ早い方がいいです、中学、高校で演奏力やヴォーカル力に磨きをかける。
ライブ活動や本格始動は高校卒業と共にスタート、2年間でアーティストとしてのクオリティー、楽曲のクオリティーを上げ、ライブではまず100人を達成。
そして、ライブの積極的な活動、オーデションやコンテストへの積極的に応募し腕試しをし知名度を上げる。
上記のような活動が理想的ではないか?と思います。
上記は一般論ですが、20歳や30歳を超えてても活動や受け手側の業界の都合もありますが、できない事は無い事も付け加えておきましょう!
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