音楽アドバイス集🎵

41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。

1-お客様の多いライブハウス!の記事

あるメジャーレコード会社さんのFBに掲載されていた記事をそのまま掲載致します!

2人の若いアマチュアミュージシャンが、すっかりバンドマンの体をして、大切な楽器をかついで、こんなことを言いながら歩いていおりました。
「ぜんたい、ここらのライブハウスは怪けしからんね。客なんて1人も居やがらん。なんでも構わないから、たくさんのお客さんの前でライブをやってみたいもんだよ。」
「うん。満員のお客さんの前で演奏できたら、ずいぶん痛快だろうねえ。満員のお客さんの前でライブが出来れば、すぐに僕らも人気バンドになってメジャーデビューだってできるだろうねえ。」
それは東京ではないけど、地方と呼ぶには少しだけ都会で、たくさんのライブハウスが乱立している街でした。
バンドをはじめたての彼らがどこのライブハウスに出演したらいいのか…ちょっとまごついてしまうぐらい、街にはたくさんのライブハウスがありました。
それに、あまりにたくさんのライブハウスがあるので、そこに無計画に出演した彼らは、一ヶ月に6本ものライブをこなし、最初の頃は付き合いで見に来てくれた友達もやがて誰も彼らのライブには来なくなってしまいました。
「今月だけで、じつに僕は、三万円の損害だ」と一人のバンドマンは言いました。
「僕は楽器の修理代も今月はかかったので五万円の損害だ。」と、もひとりが、くやしそうに、頭をまげて言いました。
出演するライブハウスから提示されたチケットノルマの枚数に満たなかったチケットを自分達で買取ったり、練習するためのスタジオレンタル代金、レコーディング費用、楽器の購入費用、打ち上げや付き合いのための諸経費などなど。
そう。はじめたての夢見るアマチュアバンドはお金がたくさんかかるのです。
はじめのバンドマンは、すこし顔いろを悪くして、じっと、もひとりのバンドマンの、顔つきを見ながら言いました。
「僕はもうバンドを辞めようかと思う。」
「ああ、僕もちょうど飽きてきた頃だし、辞めようかと思う。」
「そいじゃ、次のライブで解散しよう。なあに、まだはじめたばかりのバンドだ。今辞めたって何も影響はない。」
「そうだね。また別のバンドでもはじめたら良い。そのバンドで売れたら結局おんなじこった。では解散しようじゃないか」
ところがどうも困ったことに、すぐに解散するつもりが、一度出演したたくさんのライブハウスからイベント出演の誘いが来てしまい、それを断りきれずに、いっこうにいつ解散したら良いのか見当がつかなくなってしまいました。
辞めると切り出そうとすると、君たちには才能がある、今はまだ人気はないけどいつかきっと人気が出るはず、と2人のバンドマンは言われ、その度にその気になってしまうのです。
「なんだか勢いで今月はツアーにも出てしまったけど、ライブをやってもギャラは出ない。交通費だけでもかなり出費でお金的に限界だ」
「僕もそうだ。もうあんまりライブはしたくないな。」
「うん。ライブはもうしたくないよ。ああ困ったなあ、でも人気は出て欲しいなぁ。」
「人気者になりたいもんだなあ」
二人のバンドマンは、ある日のライブの翌日、街を歩きながらこんなことを言いました。
その時ふとうしろを見ますと、立派な一軒のライブハウスがありました。

2-ライブに”行けたら行くわ”と言う方程あてにはできない

ライブの時は取り置きが最近多いのですが、中には取り置きに記載されている方の半分以下しか来ない方も居ます、ホール内で出演者さんとお客様との会話を聞き、”行けたら行くわーと言っていたのに来ないのだから。。。”の会話、そうなんです、この行けたら行くわと言うのはあてに出来ないのです、昨日読んだビジネス本でもこういう方はあてにしない事と書いてありました、出来たら”必ず行くわ”と言う方を呼びたいですね。

3-2時間のワンマンライブをする事に意義がある

先日当方ライブイベントの中で2時間のライブを行ったバンドさんが居ます、イベント中の2時間なのでワンマンではありませんがお客様はワンマンのような感じの盛り上がりでした、いろいろ2時間ライブなので難しい面もあります、しかし2時間のライブをやった、出来たのはいい経験ではないでしょうか?日頃30分ライブをされている皆さんも少し10分や15分足したライブでもいい経験になると思います、トライしてみてください

4-ノルマなしのライブハウスやライブ程集客はしないとダメ

あるメジャーレコード会社の運営するライブハウスの平日のブッキングはノルマ無で行っています、しかし店長はノルマなし=タダでライブが出来るものと勘違いして、当日も集客が一桁以下(0人)もあるとか、そんなアーティストは2度とブッキングはしないようですが、ノルマのライブこそ常識の範囲内でのお客様の呼び込みは必要です、他の店長はノルマなしの意味を誤解している!と憤慨しています。

5-何故今の若者はシングルヒット曲が作れないのだろう?

今平日中心に音楽活動しているバンド、弾き語り、ボーカルシンガーさんのオリジナル曲に共通しているのが、自分達の顔になる楽曲、シングルヒット曲を持っていない事、昔で言うA面とB面ならA面の楽曲を持っていない、80年代90年代はアマチュアでもメロディーラインのいい楽曲が多かった、しかし2000年に入り徐々に減ってきて、今やライブで演奏しても楽曲が耳に残らない、何故ヒット曲を持たないといけない、必要だと言う事がわからないのだろうか?だけど若手のソングライターを目指す方はしっかりとシングルヒット曲が書ける人が多い、何故だろうといつも考えてしまう、どうやらこう思っている業界人も私一人でない事も事実。

6-どんな天気でもライブに来てくれるようなアーティストになりましょう

ライブは天候の具合でも集客が変わる時があります、しかしメジャーアーティストのライブやコンサートなんかには多少雨が降ってても行きますよね!
アマチュアの方でメジャーやインディーズを目指している方も、出来たらお客様が多少雨でも天気が悪くてもライブに足を運んでくれる、そんなアーティストになってほしいです。

7-★マナー違反するような方は、マナー違反してもいいライブハウスに出演しろと言いたい

昨日渋谷のライブで本番中突然メンバー同士の喧嘩になり、マイクスタンド倒す、ドラムセット倒す等のあってはならないマナー違反がありました。
こんな事したいのなら、マナー違反をしてもいいようなライブハウスでライブしろと言いたい、ライブハウスの店長やスタッフも怒りである認識を持っているのか?

8-ノルマ無のライブハウスの正しい認識はこれだ!

SNSで私の知り合いでメジャーレコード会社の運営するライブハウスの店長のメッセージ、正しいと思います。

金の無いアーティストやミュージシャンから金を取りたくないからだ。だからと言って集客しなくていいって事じゃないよ。勘違いするな。人前でステージに立つならばちゃんと練習してちゃんと恥ずかしくない演奏をしろ。甘えちゃダメっ。

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